Windows 10には、Windows 10内で何か問題が発生した際にその問題の解決策を提案してくれる「問い合わせ(Get Help)」というアプリが標準でインストールされていますが、正直言って実際に「問い合わせ(Get Help)」を利用している方は少なく、ほとんどの方はググって解決していることが多いのではないでしょうか?
それですので、そのような方の中には利用することのない「問い合わせ(Get Help)」をアンインストールしようと試みるかと思いますが、「問い合わせ(Get Help)」は普通のアプリとは違って通常の方法ではこのようにアンインストールすることができない仕様になっています。
そこで今回は、その通常の方法ではアンインストールすることができない「問い合わせ(Get Help)」をある方法を用いることで簡単にアンインストール(完全に削除)する方法がありますので、その方法について紹介していきます。
【Windows 10】問い合わせ(Get Help)をアンインストール(完全に削除)する方法
①Windows PowerShellを管理者権限で起動する
まず、「スタートボタン」を右クリックして表示されるメニュー内にある「Windows PowerShell(管理者)」をクリックして起動します。(Windows PowerShellの起動方法には管理者権限とそうではないものがありますが、今回は必ず管理者権限で起動するようにしてください。)
②問い合わせ(Get Help)をアンインストール(完全に削除)するためのコマンドを入力し実行する
Windows PowerShellを管理者権限で起動しましたら、問い合わせ(Get Help)をアンインストール(完全に削除)するために以下のコマンドを入力またはコピペをしてエンターキーを押して実行します
問い合わせ(Get Help)をアンインストール(完全に削除)するためのコマンド
Get-AppxPackage Microsoft.GetHelp | Remove-AppxPackage
そうしますと、最後に一瞬だけ進行状況を示す緑色の画面が表示されてそこに初期化済みと表示されますので、そのように表示されていれば問い合わせ(Get Help)のアンインストールは完了となります。
一度アンインストールしたWindows 10の「問い合わせ(Get Help)」を再度インストールしたい場合は?
上の手順でアンインストールした「問い合わせ(Get Help)」ですが、もしかしたらいつか必要になることがあるかもしれません。
そのようなときは、まず、こちらのURLをブラウザのURLの記入欄へコピペをしてエンターキーを押し、
ms-windows-store://pdp/?PFN=Microsoft.Gethelp_8wekyb3d8bbwe
このようなポップアップが表示されますので「Microsoft Storeを開く」をクリックします。
そうしますと、Microsoft Storeのアプリが起動し、そのMicrosoft Storeの「問い合わせ(Get Help)」のインストールページへと飛びますので、そこからこのように問い合わせ(Get Help)をインストールすることができます。