PCPADの入力遅延を減らすことができるhidusbfですが、hidusbfがどのようなものなのかよくわからないという方もいるかと思います。
そこで今回はそのような方向けにhidusbfとはどのようなものかについて紹介していきます。
hidusbfとは?
USB接続しているデバイスのレポートレート(ポーリングレート)を変更することができる無料ツール
hidusbfは、USB接続しているPCPAD(コントローラー)やマウス、キーボードなどのデバイスのレポートレート(ポーリングレート)を変更することができる無料ツールです。
通常レポートレート(ポーリングレート)は、このようにレポートレート(ポーリングレート)の変更に対応したゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどのデバイスのみ&専用ソフトウェアのみで変更することができるようになっていますが、hidusbfを用いることでそういったものに対応していないUSB接続されているPCPAD(XBOXコントローラーやPS5コントローラー)などのデバイスでもレポートレート(ポーリングレート)を変更することができるようになります。
レポートレート(ポーリングレート)とは?
レポートレート(ポーリングレート)は、1秒間に何回デバイスからPCへ操作情報を送信するかを表したもので、それを表す単位としてHzが使われており、この1秒間に行われる通信の回数が多ければ多いほどデバイスの入力遅延を減らすことができるようになっています。
今あるゲーミングマウスやゲーミングキーボードのレポートレート(ポーリングレート)の主流が1000Hzとなっており、
hidusbfはレポートレート(ポーリングレート)を最大で1000Hzに設定することができるようになっています。
※因みにゲーミングマウスやゲーミングキーボードの中には、このようにレポートレートを8000Hzに設定することができるものもありますが、ゲームの動作の安定性といった観点から1000Hzや2000Hz程度までに設定している方が多いです。
レポートレート(ポーリングレート)は、PCPADのみを使用してゲームをしている方には馴染みの薄い言葉かもしれませんが、PCでFPSをキーボード&マウスでプレイしている方には馴染み深い言葉であることかと思います。
hidusbfを用いてPCPADのレポートレート(ポーリングレート)を変更する方法
hidusbfを用いてPCPADのレポートレート(ポーリングレート)を変更する方法については、以下の記事で紹介していますのでご覧ください。
hidusbfを用いてPCPADのレポートレート(ポーリングレート)を変更することができない場合は?
この記事をご覧になっている方の中には、上記の記事の手順で行ってもPCPADのレポートレート(ポーリングレート)を変更することができない場合もあるかと思います。
そのような方は、最近私も購入したのですが、巷で話題になっているGameSir T4 Kaleidがhidusbfを利用しなくともGameSir T4 Kaleidの専用ソフトを用いることでこのようにレポートレート(ポーリングレート)を変更することができるようになっていますのでおすすめです。
また、T4 Kaleidには、スティックの基板部分にホールエフェクト磁気センサーといいったXboxコントローラーに使われている物よりも高精度高耐久の物が使われていますので、個人的にはT4 KaleidはXboxコントローラーの完全上位互換のコントローラーだと思います。
値段もXboxコントローラーとほぼ変わらない or セールの時はT4 Kaleidの方が安いぐらいですので、一度は試してみてほしいコントローラーです。