メンブレン式とメカニカル式、購入するならばどちらのキーボードが良いのか?

2019年7月3日

今回は、メンブレン式とメカニカル式、購入するならばどちらのキーボードが良いのかについてそれぞれの機能の違いや使用環境、値段の面などから紹介していきたいと思います。

 

 

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メンブレン式のキーボードとメカニカル式のキーボードとの違い&それぞれのメリット

 

そもそもメカニカル式のキーボードとメンブレン式のキーボードがそれぞれどのようなものなのか、どのような違いがあるのかよくわからないという方もこの記事をご覧になっている方の中にはいるかと思いますので、それについて簡単に説明していきます。

 

メンブレン式のキーボードとは?&メリット、デメリット

 

メンブレン式のキーボードとは?

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メンブレン式のキーボードは、キーボード全体が一枚のメンブレンシートスイッチになっており、キーを押した際にキーの下にあるラバーカップが押されることでメンブレンシートにある接点が反応するといった構造になっています。

 

メンブレン式のキーボードのメリット&どんな方におすすめか?

 

それぞれのキーの接点が1枚のシートでできていますので、比較的に安価で製造できます。

 

パソコンを使って頻繁にキー入力をしない方にはおすすめです。

 

 

メカニカル式のキーボードとは?

 

メカニカル式のキーボードとは、このように1つ1つのキースイッチが独立した構造を持つキーボードのことを指します。

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メカニカル式のキーボードは、このようにバネが接点になっている構造ですので、メンブレン式などの一般的なキーボードのようにキー入力した際にぐにゃっとしたような感覚はなく、

しっかりと打った確かな手ごたえがあります。

 

メカニカル式のキーボードの中のキースイッチにはいろいろな種類があり、

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操作性や打鍵感が爽快な青軸スイッチ(ゲームをよくやる方におすすめです。)、

 

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静音性が売りでキーストロークが浅めの赤軸スイッチ(オフィスなどで使う方におすすめです。)、

 

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青軸と赤軸の両方の良さをバランスよく取り入れた2つの軸の中間の位置づけである茶軸スイッチ、

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静音性と爽快な打鍵感をバランス良く両立した黒軸スイッチなどがあります。

 

2023年8月15日追記:今メカニカルキーボードを購入するのであればApex ProもしくはWooting 60HEがおすすめです。


メカニカル式のキーボードを使うメリット&メンブレン式のキーボードよりメカニカル式のキーボードをおすすめする理由

 

私個人的には、断然メンブレン式のキーボードよりメカニカル式のキーボードをおすすめします。

 

そのおすすめの理由をいろいろな面で紹介していきます。

 

自身の使用環境に細かく合わせたキースイッチを選択することができる

 

メカニカル式のキーボードは、メンブレン式やパンタグラフ式のキーボードと比べて、上の段落で紹介しましたようにキースイッチの種類が沢山ありますので、皆さんのお使いの環境に合わせたキースイッチを選びそのキーボードを購入することができます。

 

例えば、キーボードを使う際に周りに音の配慮をする必要がないという方は、操作性や打鍵感が爽快な青軸スイッチが搭載されたキーボードにしたり、

キーボードを使う際に周りに音の配慮をする必要があるオフィスなどでは、静音性に優れた赤軸スイッチが搭載されたキーボードにしたりすることができます。

 

 

キーボードの中の1つのスイッチが壊れてもそのスイッチを交換すれば、そのキーボードをまた使うことができる

 

メカニカル式のキーボードは、キーが全部で108個あり(日本語のフルサイズキーボード)、そのキーの1つ1つが独立しているので、もしもその中のどれかのキーが壊れてしまってもそのキーだけを交換することでそのキーボードをまた使うことができます。

さらにそのキーを交換するのもちょっとした半田付けの知識や技術さえあれば、簡単に自分で交換することもできます。

 

それとは反対にメンブレン式のキーボードは、接点が1枚のシートでできていますのでどこかのキーが壊れてしまったらそのキーだけを交換すればよいという話ではなく、シートを全部交換しなければならなくなりますので修理するというのは現実的ではなく実際には新しい物を買い直すといった形になってしまいます。

 

 

操作性が良く、耐久性も高くてコストパフォーマンスが高いのでメカニカル式のキーボードの方が断然おすすめ!

 

メカニカル式のキーボードは、メンブレン式やパンタグラフ式のキーボードと比べて、キースイッチが金属パーツで作られているため丈夫で耐久性が高いです。

 

どのくらい丈夫かといいますと、一般的なキーボードは約1~2000万回の打鍵が限界と言われていますが、メカニカル式のキーボードはそれの数倍~10倍となる約5000万回~1億回の打鍵を行える耐久性を持っています。

 

しかし、この記事をご覧になっている方の多くが知っていますようにメカニカル式のキーボードは、メンブレン式やパンタグラフ式のキーボードと比べて値段が高いです。

 

確かにメンブレン式やパンタグラフ式のキーボードと比べればメカニカル式のキーボードは値段が高いですが、前の段落で紹介しましたように自分でキースイッチ交換したりと修理ができますし、耐久性も高いですので、普段から頻繁にキーボードを使う方にとっては、メンブレン式やパンタグラフ式のキーボードがすぐに壊れてしまい何回も買い直すよりかは、かえって1つちゃんとしたメカニカル式のキーボードを買ってしまった方が安上がりになりコストパフォーマンスも高いのではないでしょうか。

 

 

同じくらいの値段で中華メーカーのメカニカル式のキーボードとロジクールなどのちゃんとしたメーカーのメンブレン式のキーボーとで迷っている方へ

 

もしも5000円の中華メーカーのメカニカル式のキーボードと5000円のメンブレン式のキーボードのどちらかのキーボードの購入を考えている方がいるのであれば、耐久性を考えるのであれば5000円のメンブレン式のキーボード、耐久性を度外視して長持ちはしないが操作性だけを求めるのであれば5000円の中華メーカーのメカニカル式のキーボードだと思います。

 

しかし、私の個人的な考えでは、2、3000円~5000円程度の中華のゲーミングキーボードや5000円程度のメンブレン式のゲーミングキーボードを購入するのであれば、もう少し費用を捻出して8000円以上するロジクールなどのちゃんとしたメーカーのメカニカル式のキーボードにした方が良いと思います。

 

理由としましては、上の「キーボードの中の1つのスイッチが壊れてもそのスイッチを交換すれば、そのキーボードをまた使うことができる」と「操作性が良く、耐久性も高くてコストパフォーマンスが高いのでメカニカル式のキーボードの方が断然おすすめ!」で述べている通りです。

 

 

まとめ

 

今回紹介しましたように私は、パソコンを時々しか使わなかったり、頻繁にキー入力をしないというような方は比較的に安価であるメンブレン式のキーボードでよいと思います。

 

しかし、PCゲームをしたり、キー入力を頻繁にするのにもかかわらず、安いというその時だけの短期的な面で考えた以外の理由でメンブレン式のキーボードにするのはおすすめしません。

 

私はPCゲームをしたり、キー入力を頻繁にするような方は、短期的な面でその時だけのことを考えれば安いが、長期的な面で考えれば修理することができないので高くつくメンブレン式のキーボードにするよりかは、短期的な面で考えると高いが、長期的な面で考えれば耐久性が高く、壊れても部分的な交換だけで済み自分で修理することもできるメカニカル式のキーボードにした方が良いかと思います。

 

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-キーボード, パソコン