ゼンハイザーヘッドホンHD650のイヤーパッドのフィルターの交換とYAXI for HD650 Filterのレビュー

2019年8月20日

今回は、3年ほど使っているゼンハイザーのヘッドホンHD650のイヤーパッドのフィルターがいつの間にかボロボロになってしまっていたので、このイヤーパッドのフィルターの交換とそのイヤーパッドのフィルターの交換品として購入したYAXI for HD650 Filterのレビューをしていきたいと思います。

 

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ゼンハイザーのヘッドホンHD650のイヤーパッドのフィルターの交換&YAXI for HD650 Filterのレビュー

 

イヤーパッドのフィルターを交換することになった経緯

 

冒頭でも触れましたが、3年ほど使っているゼンハイザーのヘッドホンHD650のイヤーパッドのフィルターがいつの間にかこのようにボロボロになってしまっていました。

ゼンハイザーヘッドホンHD650のイヤーパッドフィルターがボロボロになってしまっていた

 

 

私は、このような状況になるまで気が付かずそのままヘッドホンを使用していました。

 

気が付かなかった理由としては、HD650のイヤーパッドにミミマモというイヤーパッドを清潔に保つためのカバーを付けて使用しておりイヤーパッドのフィルターの状態を確認することが少なかったのと、イヤーパッドのフィルターが非常に小さな塊で少しずつ崩壊していったためです。

 

ミミマモについては、こちらにまとめました。水洗いすることができ、常にイヤーパッドを清潔に保つことができるのでおすすめです。

 

そのような感じで中々気が付かなかった私ですが、ある時、このミミマモを洗おうと洗面器に水を溜め中に入れると、水面に大量の黒い小さな粒が浮いているのに気が付き、何かおかしいなと思ってヘッドホンの方を確認してみると、このようにイヤーパッドのフィルターの真ん中に穴が開いており、ヘッドホンの中がむき出しの状態になってしまっていることに気が付きました。

ゼンハイザーヘッドホンHD650のイヤーパッドフィルターがボロボロになってしまっていた2

 

このような状態になってよくよく考えてみると、数か月ぐらい前から音楽を聴いていると音が劣化してきていると言うか、低音が以前と比べて出ていないような気がしていたので、もうその時にはイヤーパッドのフィルターがボロボロに破けてしまっていたのかもしれません。

 

純正のイヤーパッドのフィルターではなく、YAXI for HD650 Filterにした理由!

 

上で紹介しましたように純正のイヤーパッドのフィルターがボロボロになってしまったので、同じ純正のイヤーパッドのフィルターを新たに購入して交換しようと思ったのですが、純正ですとイヤーパッドのフィルターが単体で売っていなく、このようにイヤーパッドとセットでしか売っていませんでした。

 

私は、イヤーパッドの方の交換は今は考えていなく、予備として購入しておこうと思うには、5千円は高いなと思いましたので、純正ではなくてもイヤーパッドのフィルター単体で売っている物はないかなと思い探しました。

 

すると、純正ではないですが、値段が安く評判も良い、YAXI for HD650 Filterを見つけました。

 

このYAXIというメーカーは、色々なメーカーのヘッドホンのカスタムイヤーパッドなどを販売しているところです。

純正のイヤーパッドよりも良いと評判で、値段の方も純正のイヤーパッドとほとんど変わらないため人気のようです。

 

私は、このように評判も良くイヤーパッドのフィルターが単品として販売されており、700円程と安く購入することができるのでYAXI for HD650 Filterを購入することに決めました。

 

今回は、YAXI for HD650 Filterというイヤーパッドのフィルターの部分だけを購入しましたが、今使っているHD650のイヤーパッドがダメになってしまった時は、イヤーパッドとイヤーパッドのフィルターがセットになったYAXI for HD650 イヤーパッドを購入しようかなと思っています。

 

HD650のイヤーパッドのフィルターの交換&YAXI for HD650 Filterのレビュー

 

私は、送料も無料で一番安かったAmazonでYAXI for HD650 Filterを700円で購入しました。

配達の方は、YAXI for HD650 Filterが茶封筒に入れられ、日本郵便のクリックポストでポスト投函されていました。

 

茶封筒を開封しますと、このようにYAXI for HD650 Filterが入っていました。

YAXI for HD650 Filter

YAXI for HD650 Filterを袋から取り出しますと、左右のイヤーパッドのフィルターにそれぞれL、Rと印字されていました。

YAXI for HD650 Filterの左右にはそれぞれL,Rと印字されていた

YAXI for HD650 Filterを触ってみた感じでは、私が今まで使っていた純正のHD650のイヤーパッドのフィルターがへたっているせいからかもしれませんが、純正よりも若干厚みがあり、生地もしっかりしているような気がしました。

 

触ってみただけでも良さそうな感じがしますが、それだけでは音がよくわからないのでYAXI for HD650 FilterをHD650に装着していき確かめていきます。

 

HD650にボロボロの純正のイヤーパッドのフィルターを装着する前は、このように中が剥き出し状態でしたが、

ゼンハイザーヘッドホンHD650のイヤーパッドフィルターがボロボロになってしまっていた2

YAXI for HD650 Filterに交換しますと、しっかり中が覆われて見えない状態になりました。

HD650にYAXI for HD650 Filterを装着した状態HD650にYAXI for HD650 Filterの左側をを装着した状態

装着しましたので、色々なジャンルの曲を聴いて音質を比較してみたいと思います。

 

HD650にボロボロの純正のイヤーパッドのフィルターを付けていた時と純正のイヤーパッドのフィルターを外して聴いていた時、YAXI for HD650 Filterを付けて聴いた時とでは、明らかに音の違いありました。

 

前の2つの時は、音がフィルターを通さずにダイレクトに耳に伝わってきていたため、ドンシャリ傾向の強い音になっていました。

 

しかし、YAXI for HD650 Filterを付けて聴いた時では、音がフィルターを通して耳に伝わってくるため、ドンシャリ傾向の音ではなく、程よく低音が効いた音になりました。

 

HD650の純正のイヤーパッドのフィルターが新品だった時に聴いた音を思い出して比べてみても、YAXI for HD650 Filterの方が低音が効いた音になっているかと思います。

 

これは私の推測ですが、純正のイヤーパッドのフィルターよりYAXI for HD650 Filterの方が生地に厚みがあるため、より低音を感じるのではないかと思います。

 

個人的には、純正のイヤーパッドのフィルターを通して聴いた音よりもYAXI for HD650 Filterを通して聴いた音の方が好きかなと思いました。

 

 

まとめ&HD650の純正のイヤーパッドのフィルターが駄目になってしまっている時の兆候

 

私は3年ほどでHD650の純正のイヤーパッドのフィルターがボロボロになってしまい、YAXI for HD650 Filterと交換することになりましたが、日本は高温多湿なのでこういった部品の消耗が普通の環境よりも早いように感じます。

 

正直、高温多湿とは言ってもHD650はそれなりの値段がするので3年でイヤーパッドのフィルターが駄目になってしまうとは思ってはおらず、私は確認を怠り気づくのに遅れました。

 

それですので、この記事をご覧になっている皆さんの中で、HD650を購入して2、3年以上経過している方がいらっしゃいましたら、一度目視と触ってみてイヤーパッドのフィルターがボロボロになっていないか確かめてみるのをおすすめします。(触るのは、一見ボロボロになっておらず大丈夫そうに見えても軽く触って引っ張ってみると簡単に生地が取れる感じで実は既にボロボロの状態になっているということがあるので。)

 

あと、私もそうでしたが、最近自分のHD650の音が変わったなと感じる方は、もしかしたらイヤーパッドのフィルターが駄目になってしまっている可能性がありますので、そのような方も確かめてみるのをおすすめします。(普段HD650を使っている場所に身に覚えのない小さな黒い塊が無数に落ちている方は、イヤーパッドのフィルターが駄目になってしまっている可能性が高いので、確かめてみるのをおすすめします。)

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