ロジクールのゲーミングマウスであるG403&G403hですが、数年使っていますとマウスホイールがスクロールしようにもスクロールできないなどの問題が発生してくるかと思います。
私の場合もここ数年主にブログ記事執筆用に使用しているG403が下へスクロールしようにも上に戻ってしまうことが多くなってきました。
そこでマウスホイールの修理方法について調べてみたのですが、修理方法の1つである接点復活剤を使用した方法ではその時は良くともすぐにまたダメになる騙し騙しの方法であると考え、私の場合は根本的な解決方法であるマウスロータリーエンコーダスイッチ自体を交換する方法を選択しました。
今回はそのG403&G403hのマウスホイールに使われているマウスロータリーエンコーダスイッチの交換方法について紹介していきます。
G403&G403hのマウスホイールの修理方法
①マウスソールを剥がし、4箇所のねじを外す
まず、G403の裏面の上下にあるマウスソールを剥がし、マウスソールを剥がして表示される中にある4箇所のねじをプラスドライバーで外します。
②マウスロータリーエンコーダスイッチの基板に付いてある2箇所のねじを外し、マウスホイールを外す
次にマウスの中を開けると、マウスホイールとその左横に今回交換していくマウスロータリーエンコーダスイッチがありますので、マウスロータリーエンコーダスイッチを交換するのに邪魔なマウスホイールを外すためにマウスロータリーエンコーダスイッチの基板に付いてある2箇所のねじを外します。
そうしますと、このようにマウスホイールを取り外すことができます。
③マウスロータリーエンコーダスイッチのハンダを除去して取り外し、新しいマウスロータリーエンコーダスイッチをハンダ付けして取り付ける
次にマウスロータリーエンコーダスイッチの基板を裏返して、基板とマウスロータリーエンコーダスイッチとを接続している5箇所のハンダを除去してマウスロータリーエンコーダスイッチを取り外し、
新しいマウスロータリーエンコーダスイッチ(交換用のマウスロータリーエンコーダスイッチは、G403やG403h、G703hの場合は基板から軸穴までの
高さが9mmのものを必ず選ぶようにしてください。)をハンダ付けして取り付けます。
ハンダ付けが完了しましたら、あとは元に戻して完了です。
※今回私がマウスロータリーエンコーダスイッチを交換したマウスはゲーム用ではないので元のマウスソールを流用しましたが、繊細な操作が要求されるゲーム用に使用している方は一度剥がしたマウスソールを流用するのはおすすめできませんので、下のような新しいマウスソールに交換することをおすすめします。
ちなみに今回私が交換の際に使用したマウスロータリーエンコーダスイッチは、安さ重視でuxcell製のマウスロータリーエンコーダスイッチ9mmにしました。
アルプス電気製のマウスロータリーエンコーダスイッチも最初は考えましたが、ゲーム用ではなく主にブログ記事の執筆用でしたので、もし壊れてもまた交換すればよいかなという気持ちで今回は5個入りで354円と格安のuxcell製のマウスロータリーエンコーダスイッチ9mmにしました。(交換用のマウスロータリーエンコーダスイッチは、G403やG403h、G703hの場合は基板から軸穴までの高さが9mmのものを必ず選ぶようにしてください。)
uxcell製のマウスロータリーエンコーダスイッチ9mmの使用感(スクロールした時の重さなど)が気になる方は、こちらに記事を書きましたのでご覧ください。