ノートPCを使っていているような方ですと、通常ノートPCはSSDまたはHDDの1つのディスクだけで構成されていますので、何らかの形でWindowsのシステムが破損してしまい復旧も不可能なような状態になってしまった時などには3Dオブジェクトフォルダーに保存しておいた3Dモデルのデータファイルも一緒に消えてしまいます。
それですので、そのようなことが起きてしまった時でも3Dオブジェクトフォルダーなどに保存しておいた3Dモデルのデータファイルは無事であるようにするためにあらかじめこちらの記事にあるような方法でシステムドライブであるCドライブからパーティションの分割を行ってDドライブを作成し、
そのDドライブに今回紹介する方法でこのように3Dオブジェクトフォルダーの保存場所を移動してシステムドライブ側に何らかの不具合が起きたとしても保存してある3Dモデルのデータファイルに影響が出ないようにしておく方も少なくないです。
また、それにプラスしてデスクトップPCを使っているような方ですと、SSDをシステムドライブ用に、増設したHDDをファイルの保存用ディスクとして用途を使い分けたりしたい方なども今回紹介する方法で3Dオブジェクトフォルダーの保存場所をCドライブからDドライブなどの別なドライブへ移動させている方も少なくないです。
今回は、そのようにノートPCやデスクトップPCを使用している方関係なく色々とメリットがある、Windows 10で「3Dオブジェクト」フォルダーの保存場所をDドライブなどのCドライブ以外の場所へ変更する方法について紹介していきます。
【Windows 10】3Dオブジェクトの保存場所をDドライブなどのCドライブ以外の場所へ変更する方法
今回は紹介例として、3D オブジェクトの保存場所をCドライブからDドライブへ変更する方法について紹介していきます。
①保存場所を変更する前に移動先のドライブへ「3D オブジェクト」フォルダーを作成しておく 重要!
まず、3D オブジェクトの保存場所をCドライブからDドライブなどの別なドライブへ変更していく前に移動先のドライブへあらかじめこのように「3D オブジェクト」フォルダーを新しく作成しておいてください。
(3D オブジェクトの名前を入力する際には、Dとオの間は半角スペースを開けるようにしてください。)
※移動先のドライブに3D オブジェクトフォルダーをあらかじめ作成しておかないと、こちらの記事にあるようなことが起こってファイルの管理やファイルの保存場所を元に戻したりする際に色々と支障をきたすようになりますので、必ずあらかじめ移動先のドライブに3D オブジェクトフォルダーを作成しておくようにしておいてください。
②「3D オブジェクト」フォルダーを右クリックし、それで表示される中にある「プロパティ」をクリックして開く
次にエクスプローラーを開いて「3D オブジェクト」フォルダーを右クリックし、それで表示される中にある「プロパティ」をクリックして開きます。
③「場所」タブをクリックして開く
次に「3D オブジェクト」のプロパティの中にある「場所」タブをクリックして開きます。
④「移動」をクリックする
次に「場所」タブの中にある「移動」をクリックします。
⑤移動先のドライブにあらかじめ作成しておいた「3D オブジェクト」フォルダーをクリックして選択し、「フォルダーの選択」をクリックする
次にこのように移動先を指定する画面が表示されますので、
移動先のドライブ(今回の紹介例ですと、ドライブD)にあらかじめ作成しておいた「3D オブジェクト」フォルダーをクリックして選択し、
このように移動先が移動先のドライブの「3D オブジェクト」フォルダーに指定されましたら、「フォルダーの選択」をクリックします。
(今回、私の場合はDドライブの方へ「3D オブジェクト」フォルダーを移動したかったので、Dドライブの中に初めに作成しておいた「3D オブジェクト」フォルダーをクリックして選択し、「フォルダーの選択」をクリックしました。)
⑥「適用」をクリックする
次にCドライブにある「3D オブジェクト」フォルダーの保存場所が移動先のドライブの「3D オブジェクト」フォルダーにこのように設定されましたので、今行った設定を適用させるために「適用」をクリックします。
⑦表示されるポップアップ内の「はい」をクリックする
最後に適用していく中でこのようなポップアップが表示されますので、その中にある「はい」をクリックします。
そうしますと、「3D オブジェクト」フォルダーの移動が実行され、
それらの移動が終わって、移動先のドライブの「3D オブジェクト」フォルダーのアイコンがこのようになっていれば、3D オブジェクトフォルダーの保存場所の変更は完了となります。